So-net無料ブログ作成
検索選択

悪乗り尻乗るわ [p a l i n d r o m e]



  • 天才バカボンには珍生物が多々登場する。2つの生物が合体した「ニワニャンコ」や、シャレの効いたネーミングの「チチカエル」などが、それだ。特にウナギイヌはダントツ人気で、当初1回限りの登場予定だったが、読者から問い合わせが殺到し、まさにウナギ登りの人気者に。真っ黒の体にまん丸の目、ぽってりした唇、ウナギのようなしっぽでパタパタしながら「ワンワン」と鳴く。一目見たら脳裏に焼き付く愛らしさ、それがウナギイヌだ! / 昔、ドロボー猫だったイヌが魚屋でウナギに一目惚れ、周囲の反対をおしきって駆け落ち。そして生まれたのがウナギイヌだ。礼儀正しい言葉遣いが印象的だが、人気者であることを鼻にかける生意気な一面も。珍キャラの1つ、ノラウマが登場した時は、あからさまにライバル意識を燃やしていた。ウナギイヌには、姉と妹もいて姉のウナギイヌ江は、べしの子供コルゲンコーワと国際結婚してウナコーワという子供がいるらしい‥‥。
    『天才バカボン幸福論。夜のつぎは朝なのだ。』


  • ⃞ 本仮屋ユイカが崖で腕、怪我か?‥‥快癒、槍が友
    ナイフを持った殺人鬼に追い詰められた倉田夏輝(本仮屋ユイカ)‥‥彼女の数歩後ろは断崖絶壁の奈落だった。TVドラマのクライマックスは風光明媚な崖の上と決まっているのだ。絶体絶命のピンチに陥った夏輝が正義のヒーローに救いを求める。「助けて、ゴーグルZ2号!」‥‥スーパー・ヒーローに変身した久住健太(佐藤隆太)が加速して夏輝の許へ駆けつける。秘密のドロップを舐めるとクズ健は10分間だけ、特殊能力を持ったヒーローに変身する。緑色のドロップの力で聴力がアップしたゴーグルZ2号は遠く離れていても夏輝の声を聞き分けることが出来る。しかし、今回だけは間に合わなかった。呆然と立ち尽くすゴーグルZ2号。腕を斬りつけられて蹲る夏輝。殺人犯の手に握られているナイフは血で赤く染まっていた。「まったく役立たずで、ドジなヒーローなんだから!」‥‥夏輝は病院のベッドでゴーグルZ2号の携帯ストラップを左手で弄びながら呟く。右腕を7針縫う怪我だったが、幸いにして命に別状はない。病室の片隅には護身用の槍が立てかけてある。

    ⃞ やっぱりストーカー、カード掏摸は通夜
    新米刑事の丹羽修司(塚本高史)は通夜が行なわれている遺族の屋敷の中で張り込みをしていた。犯人は殺害された女子大生と面識があったはず。通り魔による無差別殺人ではなく、「ストーカー殺人事件」ならば、火事場の野次馬の中に紛れ込んで北叟笑む放火魔と同じように、必ず弔問客を装って現われる可能性が高い。案の定、弔問者の中に明らかに挙動不審の男が1人いた。修司は怪しい男の一挙手一投足に注視する。なぜか酒に酔った弔問者を物色する「犯人」‥‥刑事は泥酔者の隣に座った男が喪服の内ポケットから札入れを抜き取る瞬間を見逃さなかった。現行犯で捕らえてみれば、「犯人」は通夜荒らし専門のカード掏摸常習犯・ヤスリ283号だった。お門違いの捕物帳、瓢箪から出た独楽だったが、本ボシのストーカーは掏摸の現行犯逮捕劇の騒ぎに紛れて逃げてしまったのか、そもそも通夜に弔問者として来たのかどうかも分からず仕舞いだった。

    ⃞「イタ飯は烏賊だ!」 ウナギイヌ、粋な歌会始めたい
    イカやタコなど、グロテスクな海産物を好んで食べるゲテモの喰いはイタリア人か日本人くらいだと言われて来た。ツバメの巣やクマの手からサルの脳味噌まで食してしまう中国人は兎も角、「バカボン家のウナギイヌ」は親友のドジョウネコに「イタ飯は烏賊だ!」と常日頃から力説していた。趣味で歌会始を主宰しているウナギイヌは6月末の定例歌会後の会食でイタリア料理を振る舞いたいと思っている。イヌの父とウナギの母から生まれたウナギイヌは同じ境遇のドジョウネコとは大の仲良しだった(長谷川家の「電気ウナギイヌ」とは従兄弟同士の間柄である)。ウナギイヌがドジョウネコに相談する。「やっぱり、イタ飯のメイン・ディッシュは海鮮パスタだよね」「新鮮なイカやエビ、貝類とエクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルが必要よ」「極上のイタリアン・ワインも用意しなくっちゃ」‥‥2匹のハイブリッド・アニマルは鰻の蒲焼きや泥鰌鍋を食べたいという日本人会員がいるかもしれないとは夢にも思っていない。

    ⃞ 美術室、石膏ロビンソン、疲労骨折し、梅雨、自費?
    ロビンソン先生は放課後、美術室で右足を骨折した。棚の上の石膏像を移動させようとして手許が狂い、床に落としてしまったのだ。幸いにして胸像は割れなかったが、直撃した右足の甲に激痛が走った。ロビンソンの頭に真っ先に浮かんだのは綺羅キラ星の瞬きではなく、治療費のことだった。放課後だとは言え、校内での骨折事故‥‥当然、労災保険が下りるはず。暫く右脚が不自由になるのは仕方ないけれど、ちょうど鬱陶しい梅雨で外出する機会も減る季節。静かな屋内に籠って自主制作中の油彩画に専念するのも悪くないと気分を切り替えて、整形外科病院へ行った。ところが事態は思わぬ方向へ転がる。外科医がレントゲン写真を指し示して嬉しそうに説明する。ミス・ロビンソン、これは石膏像の落下による罅ではなく、長年の日常生活から生じた「疲労骨折」です。足のサイズに合わないハイヒールを無理して履いていませんか。もちろん、労災も出ません。ロビンソン先生は石膏で固定された右脚を松葉杖で支えながら、美術室で生徒たちに木炭デッサンの実技を指導している。

    ⃞ キス巧い、初恋で罅、尾骶骨は今疼き
    今日は憧れの同級生と初デート、もしかしたら初キスもあるかもしれない。中学2年のボクは早朝から高揚感で舞い上がっていた。都内の映画館で待ち合わせ。『闇のバイブル 聖少女の詩』という吸血鬼のホラー映画を観終わった後、喫茶店で一服して人気のない公園のベンチで2人並んで座った。ついに夢にまで見た彼女との初キスのチャンスが巡って来たのだ。心臓はドキドキ、口の中はカラカラで、上手く喋れない。これから一体どうしようかと思い悩んでいる時に、彼女からの突然のキス!‥‥しかも凄く巧い。余りにも大胆不敵なディープ・キスに身も心も蹂躙されたボクは一瞬気を失ってしまったらしい。気づいた時にはベンチの下で倒れていた。失神して転げ落ちた際に強く腰を打ったのか、尾骶骨がズキズキと疼く。彼女はボク以上に驚いた様子だった。つぶらな瞳を少女マンガのヒロインのように大きく瞠っていたから。情けないことにボクは彼女の肩に掴まって帰路に着いた。及び腰なのは勃起したからではなく、尾骶骨の痛みによるものだと言い訳する気力も失せていた。

    ⃞ 南欧男、寝るネコと追う女
    ギリシャの青い空や白い家並みにはネコが良く似合う。エーゲ海に浮かぶ小さな島に暮らすネコたち。海の見える小高い丘の上で気持ち良さそうに微睡む1匹のネコ。その傍を1人の女性が駆け抜けて行く。女は恋人の後を追って、この島に来たのだった。いわゆるイケメンの粋な男、典型的なラテン系のプレイボーイ。しかし、南欧生まれの伊達男が追い駆けているのは女の尻ではない。彼が好きなのは人間(女)ではなくネコだった。朝から夜まで1日中ネコの尻を追い求めて写真を撮っている自称ネコ専門の動物写真家。街中で熱心にネコの写真を撮っていると現地の人に言われる。「お前の国にはネコはいないのか?」「そんなに子ネコが好きならば1匹持って行け」と。ネコの目線に合わせ、身も心も低姿勢でネコを撮る。ボクはネコの仲間、ネコちゃんの味方だよ‥‥と呼びかけながら。エーゲ海を見渡せる見晴しの良い場所で寝ているネコを撮る南欧男。爽やかな風がネコの毛並みを撫ぜる。女ストーカーが戻って来る気配は今のところない。

    ⃞ 2年ベーコン巻き、葱、マンゴー、ペンネに‥‥
    見習いコックの修業は厳しいなぁ。レストランPの下働きとして雇われた青年に与えられた仕事はジャガイモやタマネギの皮剥きと食器や調理器具を洗うことだった。しかも閉店後の厨房では先輩シェフによる地獄の特訓が待っていた。その名も「死のベーコン巻き」‥‥レストランPの看板メニューの1つである。もちろん修学旅行の夜に行なわれる余興、布団で簀巻きにされるようにベーコンで躰をグルグルと巻かれるわけではない。定番のアスパラガスだけでなく、あらゆる食材を自慢のベーコンで巻いては試食を繰り返す新メニュー開発の「人柱」である。今夜の食材は長ネギにマンゴー、ペンネなどだった。長ネギは兎も角、生のマンゴーや茹でたペンネにベーコンを巻くのは意外と難しい。修業時代の2年間、先代の精肉店主に毎晩シゴかれて、数百の食材にベーコンを巻き続けたと豪語するシェフの顔は脂ぎっていた。フランシス・ベーコンの肖像画のように歪んでいる。この回文は〈約2年ベーコン巻き、葱、マンゴー、変ね?‥‥肉屋〉に改めるべきじゃないかしら。

    ⃞ 手作りケーキ、辛いよクッキー。キック良いラッキー、下痢、食って
    試合後半の開始直後からオレは体調の変化を感じていた。激しい腹痛と不快な吐気、発熱と悪寒‥‥運動による発汗とは異質の汗が躰から流れ出す。ハーフタイム中に食べたクッキーが原因だったのか、それともキック・オフ前の手作りケーキだったのか?‥‥いずれも女性サポータからの差し入れとのことだったが、もしかしたら対戦するクラブ・チームが放った「女刺客」だったのかもしれないと疑心暗鬼に陥る。嘘だと思う人もいるかもしれないが、サッカーの試合では、この種の醜聞や疑惑ネタには事欠かない。W杯の決勝戦で選手の水分補給のためにピッチの外に置かれているペットボトルの水の中に薬物(下剤?)が混入されていたのではないかというブラック・ジョークのような噂さえ、サッカー・ファンの間で真しやかに言い伝えられているのだから。試合は後半早々、相手のCKからFWにヘディングを決められ失点した(0ー1)。

    選手の動きを目で追うと、明らかに体調の悪そうな仲間たちが数名いる。彼らもキック・オフ前やハーフタイム中にケーキやクッキーを食べたのだろうか。後半の残り時間も次第に少なくなって来た。このまま負けてしまうのかと落胆した矢先、主審のホイッスルが鋭く鳴った。自軍MFのセンタリングがペナルティ・エリア内で相手DFの手に当たってPKを獲得。運悪く、オレが蹴ることになってしまった。下半身に力が入らず、蹴り損なったボールが狙った方向とは逆へ転がって行く。それが絶妙のフェイントとなって、キーパーの飛んだ方向とは逆にコロコロとゴール・インしたのだから不幸中の幸いと言うべきか、サッッカーだけは何が起こるか全く分からない。試合終了の笛が鳴った時はフラフラ状態で、立っているのも辛かった。ゲームは辛くも引き分けたが(1ー1)、後半は苦しかった。疲労困憊したオレがサポータの声援にも応じず、一目散に女子トイレへ駆け込んだのは言うまでもない。

    ⃞ 桃色エスパー、泣いて否定、ナーバス、エロい腿
    超力戦隊エスパー5のメンバーの1人、エスパー・ピンクにエロ仕掛け誘惑の疑いがかけられている。疑惑の発端は本番ロケ中、敵の幻魔に対して行なったと噂されるパンチラ、胸チラ攻撃である。早朝の健全なる子供番組にエロは禁物!‥‥歴代の戦隊ヒーローや宇宙刑事シリーズではミニスカ・ヒロインが敵との格闘シーンでパンチラしてしまうことも少なくなかったが、飽くまでも偶然に見えてしまった不可抗力。激しいアクションに長いスカートは不向きだし、男子ヒーローと同じ無粋な長パンツでは女性キャラとしての華がない。特撮ヒロインのパンチラは女子テニス選手のアンダー・スコートみたいなもので、いちいち目くじらを立てるのは野暮ではないか。しかし、それが故意のエロ挑発ならば話は別だ。撮影中にプロデューサに呼び出された桃色エスパーは巷で噂されているエロ疑惑を泣いて否定した。戦隊コスチュームを身に纏って椅子に座った彼女の太腿が小刻みに震えている。その痙攣するエロい腿にプロデューサは顔を顰めた。

    ⃞ くまモンは今晩、阿蘇。餡パン、小判も撒く
    2月3日の節分祭には全国各地の神社仏閣で豆撒きが行なわれているが、毎年3月12日には熊本県阿蘇郡高森町の「上色見熊野座神社」で、ゆるキャラ・くまモンの誕生日を祝う大盤振る舞いがある。その昔、嵐の夜に森の中で迷子になって泣いていた子供の前に1頭のクマが現われて、熊野座神社まで道案内したという故事に由来する行事の1つである。人を襲うクマもいれば、人を救うクマもいる。くまモンがライトアップされた社殿に姿を現わすと、境内に集まった子供たちから大歓声が上がる。本来ならば祝福される立場なのだが、毎年くまモンは2月14日のヴァレンタイン・デイに全国のファンから1年間食べても食べきれないほど大量のチョコレートを貰っている。せめて誕生日には子供たちにプレゼントを贈りたいという感謝の気持ちである。くまモンは今晩、阿蘇の熊野座神社で黒糖餡パンを撒き、くま紋入り小判(金紙に包まれた小判型のクッキー)も撒くんだもん。

                        *

     スニンクスなぞなぞ回文 #33

     ◯△▢さくらパンダ☆◎▽▽◎☆だん薔薇くさ▢△◯

     回文作成:sknys

     ヒント:さくらパンダ現わる!


                        *


    でたらめヒーローDVD-BOX

    でたらめヒーローDVD-BOX

    • 出演:佐藤 隆太 / 塚本 高史 / 本仮屋 ユイカ / 秋元 黎 / 原 幹恵 / 小日向 文世
    • メーカー:アミューズソフトエンタテインメント
    • 発売日:2013/08/28
    • メディア:DVD(5DVD)
    • 収録作品:史上最低のクズ男が10分間だけ大変身! / 絶体絶命! デートの相手は連続放火魔! / 合コンにひそむ罠! セクシー美女の正体 / 狙われた入浴美女! 変態ストーカー倒せ / ズになった本当の理由…命がけの救出 / 人気女性アイドルを密室監禁する変態男 / 連続通り魔の正体!? 命をかけた救出劇! / かつてのライバ...ルが拳銃脅迫! 涙の対決 / 失踪した父との再会 悲しみと涙の別れ! / 恋心を利用した罠! 内に秘めた涙の告白


    天才バカボン幸福論。夜のつぎは朝なのだ。

    天才バカボン幸福論。夜のつぎは朝なのだ。

    • 編者:バカ田大学しあわせ研究部
    • 出版社:主婦の友社
    • 発売日:2010/02/13
    • メディア:単行本
    • 目次:天才バカボン 常識破壊促進研究なのだ / あとがきのはんたいなのだ / フッカツ! 昭和の元気力。/ レレレのおじさん / コニャニャチハ / ギャグで世間を笑い飛ばせ。/ 目ん玉つながりのおまわりさん / 挑戦するマンガ / ココロに響くコトバ / ウナギイヌ / バカ田大学 / 珍キャラクター / これでいいのだ / パパの人生相談コーナー / 赤塚不二夫の足...跡 / 増殖する赤塚ワールド 赤塚りえ子

    コメント(2)  トラックバック(0) 

    コメント 2

    ぶーけ

    なぞなぞ、全然わかりません。
    さくらパンダより薔薇パンダが好き。(脈役なし)^^;
    お写真の猫さんは少年従者。ご主人の王様が大好き。
    前のページのクロネコさんは、宰相。(実は王位を狙っている)
    by ぶーけ (2013-06-11 16:32) 

    sknys

    ぶーけさん、コメントありがとう。
    さくらパンダが上野の森から遠出して、薔薇園に現われたと想像して下さい。
    少年従者のロンちゃんはミャ〜ミャ〜と鳴きながら駆け寄って来ます。
    王妃や姫君の写真も撮らなくっちゃ^^;
    by sknys (2013-06-11 22:26) 

    コメントを書く

    お名前:
    URL:
    コメント:
    画像認証:
    下の画像に表示されている文字を入力してください。

    トラックバック 0

    この記事のトラックバックURL:
    ※言及リンクのないトラックバックは受信されません。